◆動詞(1) -活用形-
① 自立語で、活用がある
② 単独で述語になれる
③ 事物の動作・存在・作用などを表す
④ 言い切りの形が五十音図のウ段の字で終わる
■動詞の活用形■
3. 動詞の活用形の見分け方
■活用形に続くことば■
② 単独で述語になれる
③ 事物の動作・存在・作用などを表す
④ 言い切りの形が五十音図のウ段の字で終わる
2. 動詞の活用形
動詞は、次に続くことばによって形が変わります。
動詞は、次に続くことばによって形が変わります。
たとえば、「歩く」という動詞は、
・歩か〈ない〉
・歩き〈ます〉
・歩く〈。〉
・歩け〈ば〉
というように、〈 〉の中の次に続くことばによって形が変わっています。この動詞の形が変わることを「活用」といい、それぞれの形を「活用形」といいます。
活用形は5種類あり、それぞれに名前がついています。
① 未然形:「ない・う・よう」などが続く形
【例】歩かない
② 連用形:「ます・た・て」などが続く形
【例】歩きます
【例】歩きます
③ 終止形: 文を言い切り「。」などが続く形
【例】歩く。
④ 連体形:「とき・こと」などが続く形
【例】歩くとき
【例】歩く。
④ 連体形:「とき・こと」などが続く形
【例】歩くとき
⑤ 仮定形:「ば」が続く形
【例】歩けば
⑥ 命令形:命令して言い切る形
【例】歩け。
【例】歩けば
⑥ 命令形:命令して言い切る形
【例】歩け。
学校の定期テストや入試では、この動詞の活用形を見分ける問題が出題されます。
動詞の活用形を見分けるには、次に続くことばを暗記するのがよいでしょう。
→「れる・られる・せる・させる・ない・う・よう・ず」
② 連用形
→「た・だ・て・で・たい・ます・、」
→「た・だ・て・で・たい・ます・、」
③ 終止形
→「と・。・けれど」
→「と・。・けれど」
④ 連体形
→「体言(名詞)・ の(助詞)」
→「体言(名詞)・ の(助詞)」
⑤ 仮定形
→「ば」
→「ば」
⑥ 命令形
→「と・。」
■「続くことば」は、何度も声に出して覚えましょう。
→「と・。」
※終止形と同じなので、命令形は「命令する言い方」で見分ける。
これを暗記してしまえば、動詞の活用形は簡単に見分けられます。以下に例題をあげます。
問 次の下線部の語の活用形を答えなさい。
① すぐ大阪へ立とうと思います。
② 町中に悪いうわさが立つ。
③ すぐに立てと言われた。
④ 証人に立つ人がいない。
⑤ 役に立ちたいと願う。
⑥ 上に立てば、責任も重い。
【考え方】
それぞれの下線部の動詞の次に続いていることばに注目します。
①「う」が続くので、未然形。
②「。」が続くので、終止形。
③「と」が続き、命令する言い方なので、命令形。
④「人(体言)」が続くので、連体形。
⑤「たい」が続くので、連用形。
⑥「ば」が続くので、仮定形。
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