◆古文単語の効果的暗記法とは
暗記にはいくつかのコツがあります。
今回は、暗記に非常に役立つ「チャンク化」をご紹介しましょう。
◆チャンク化とは
たくさんのものを暗記するときに、むやみに覚えようとするのはあまりおすすめできません。
暗記するものを特徴ごとに分けてグループ化してみてください。
かなり覚えやすくなるはずです。
このグループ化を「チャンク化」といいます。
たとえば、電話番号をおぼえるときに
304978130452(架空の番号です)
と覚えるより
304‐9781‐0452
とグループ(かたまり)に分割すると覚えやすくなります。
おつかいを頼まれたときに、買うものを
「梨・ほうれん草・はさみ・バナナ・接着剤・桃・もやし・鉛筆・キャベツ」
とばらばらに覚えるよりも
・「3種類のものを合計9個」とグループ分けして
【野菜】ほうれん草・もやし・キャベツ
【果物】梨・桃・バナナ
【文房具】はさみ・接着剤・鉛筆
と覚える方が覚えやすいでしょう。
これを古文単語に当てはめます。
◆古文単語のチャンク化
たとえば、①敬語の種類 ②現代語訳 という分類で以下のようにグループ分けします。
◆「行く・来」の尊敬語「いらっしゃる」と訳すもの
・います
・おはす
・おはします
◆「言ふ」の尊敬語「おっしゃる」と訳すもの
・おほす
・のたまふ
・のたまはす
どうでしょうか。
ひとつひとつバラバラに暗記するよりも、このようにグループ化して覚えたほうが、能率的で覚えやすいのではないでしょうか。
以下の一覧表を参考にして覚えてみましょう。
きっとすぐ覚えられるはずです。
単語集を使っていてなかなか覚えられないときは、同じ特徴をもっている単語をグループに分けてみましょう。
きっと覚えやすくなりますよ。
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