◆助動詞「だ」の識別
助動詞の「だ」は、断定のというひとつの意味しかありません。
〈例文〉
・これは桜の花だ。
・別れとは悲しいものだ。
◆助動詞「だ」の意味
・これは桜の花だ。
・別れとは悲しいものだ。
◆助動詞「だ」の意味
①断定
・判断を下し言い切る意味
「だ」自体の意味は、それほど難しくありません。
しかし、助動詞「だ」には、紛らわしいことばが多いのです。
【問】
次のー線部のうち、断定の助動詞はどれか。
ア 景色がとてもきれいだ。
イ 雨がまるで滝のようだ。
ウ 彼は私の友だちだ。
エ 明日は晴れるそうだ。
オ 図書館で本を読んだ。
【問】
次のー線部のうち、断定の助動詞はどれか。
ア 景色がとてもきれいだ。
イ 雨がまるで滝のようだ。
ウ 彼は私の友だちだ。
エ 明日は晴れるそうだ。
オ 図書館で本を読んだ。
【解答】
ウ
ウ
【解説】
・ウは、断定の助動詞の終止形です。
「友だち」という体言(名詞)について、判断を下し言いきる働きをしています。
・イは、比況の助動詞「ようだ」の一部
・ウは、断定の助動詞の終止形です。
「友だち」という体言(名詞)について、判断を下し言いきる働きをしています。
・イは、比況の助動詞「ようだ」の一部
・エは、伝聞の助動詞「そうだ」の一部
このふたつは、それぞれ「ようだ」「そうだ」で覚えてしまいましょう。
・オは、過去の助動詞の「た」です。撥音便(ん)のあとで濁音化しています。動詞につき、撥音便が直前にあるので分かります。
・アは、形容動詞「きれいだ」の終止形活用語尾です。
形容動詞は、程度の副詞「とても」で修飾でき、「・・・な」の形(連体形)にできると見分けましょう。
【例】
きれいだ → 「とてもきれいな」と言えるので形容動詞
桜の花だ → 「とても桜の花な」と言えないので体言+断定の助動詞
◆助動詞「だ」の識別
①【断定】
・オは、過去の助動詞の「た」です。撥音便(ん)のあとで濁音化しています。動詞につき、撥音便が直前にあるので分かります。
・アは、形容動詞「きれいだ」の終止形活用語尾です。
形容動詞は、程度の副詞「とても」で修飾でき、「・・・な」の形(連体形)にできると見分けましょう。
【例】
きれいだ → 「とてもきれいな」と言えるので形容動詞
桜の花だ → 「とても桜の花な」と言えないので体言+断定の助動詞
◆助動詞「だ」の識別
①【断定】
・判断を下し言い切る意味
・体言(名詞)や助詞「の」につく
②その他のまぎらわしい語に注意する
以上、断定の助動詞「だ」の識別でした。