◆連体詞
◆連体詞とは?
①自立語で、活用がない。
② 主に体言を修飾する。
◆連体詞の覚え方
連体詞は理屈で考えるよりつぎの覚え方で暗記してしまいましょう。
【暗記法】
「 わが ・ ―の ・ ―た ・ ―る ・ ―な 」
と覚える。
① わが
②「──の」で終わるもの
この ・ その ・ あの ・ どの
この ・ その ・ あの ・ どの
③「──た」で終わるもの
たった ・ とんだ ・ たいした
たった ・ とんだ ・ たいした
④「──る」で終わるもの
あらゆる ・ いわゆる ・ いかなる ・ ある ・ 単なる ・ さる ・ きたる
あらゆる ・ いわゆる ・ いかなる ・ ある ・ 単なる ・ さる ・ きたる
⑤「──な」で終わるもの
大きな ・ 小さな ・ いろんな ・ おかしな
上のように、「わが」と「の」で終わる形、「た」で終わる形、「る」で終わる形、「な」で終わる形というグループに分け、暗記するのです。
何度も声に出していればすぐに覚えられます。
つぎのように言い続けましょう。
「わが・の・た・る・な、この・その・あの・どの・たった・とんだ・たいした・あらゆる・いわゆる・いかなる・ある・たんなる・さる・きたる・おおきな・ちいさな・いろんな・おかしな・連体詞!!」
連体詞は体言を修飾することばです。
ところが、体言を修飾するものには、動詞・形容詞・形容動詞の連体形などもあるので、ひじょうにまぎらわしいのです。
たとえば、
走る人 = 動詞の連体形+体言
大きい人 = 形容詞の連体形+体言
まじめな人 = 形容動詞の連体形+体言
大きな人 = 連体詞+体言
というぐあいです。
とくに、形容詞の「大きい」と「小さい」は、連体詞の「大きな」「小さな」と意味が同じで、形も似ているので注意が必要です。
また、形容動詞の連体形は「~な」の形になるので、「ーな」で終わる形の連体詞と間違えやすいようです。
ぜひ、この暗記法で連体詞を覚えてしまいましょう。
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